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大人の発達障害

大人の発達障害とは幼少期からの発達障害が持続し、成人期においても日常生活や社会生活に支障をきたす状態を指します。
20代から40代くらいの人が多いとされていますが年齢による大きな差はなく、どの年齢層でも発達障害の可能性はあります。
神経系の発達の障害によって生じるもので個人の認知、言語、社交、感覚、運動、行動などの発達が遅れたりします。
大人の発達障害には自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害、発達性協調運動障害、知的障害などがあります。

大人の発達障害には以下のような症状が挙げられます。

・自己認識やコミュニケーション能力、社会適応能力などが低下している
・社交不安や孤立感、強迫的な興味・関心、ルーティン化された行動など
・細かい作業が苦手で注意力散漫、行動の調整がうまくできない
・直感的な思考が得意で論理的な思考に苦手意識を持っている
・適応能力に乏しく新しい環境や変化に対する適応が難しい
・過剰に情報処理が行われるため騒音や強い感情に敏感である

これらの注意点を踏まえ、個々の症状に応じたサポートを行うことが大切です。


ご家族が大人の発達障害について何も知識がないまま、患者さんに接してしまうと逆に傷つけてしまう可能性があるため正しい知識を知っておくことが必要です。
大人の発達障害は以下のようなものに注意しましょう。

・認知的な特性に配慮する
・視覚的な特徴に注意する
・音に敏感であることに配慮する
・環境の変化に注意する
・早期の診断・治療に努める

ご家族は患者さんに対して適切な対応を心がけるようにしましょう。
また、理解ある職場環境や周囲の人たちのサポートがあることで患者さんが社会参加しやすくなることが期待されます。